皆さんこんにちは!アポクリン党のyouです☀️
色んなバイクとすれ違う季節ですね〜
形も大きさも様々。
近年はバイク人口が減少になりつつあるとのことですが、コロナ禍で一気に増えたりと、趣味のカテゴリーの分野では一定の人気を誇るバイク。
ただ、調べてみると、よく分からない事がたくさんありませんか?空冷とか、単気筒とか。
自分もバイクに関しては分からない事だらけでした。
というわけで、今回はこれからバイクに乗りたいと考えている方に向けて、個人的な偏見でバイクの乗り味の違いについて解説してみようと思います!
これを読めば、だいたい乗りたいバイクが絞れるはず!
最後にはそれぞれの特徴を踏まえた、オススメバイクを紹介します!
さて、今回もゆっくりしていってね!
目次
形の違い
形は色々。目に見えて違いが分かりますよね!
スポーツタイプ、ネオクラシック、オフロード…
この辺りは、自分が好きな形を選びましょう!(ヨシ👉)
エンジンの違い
そもそも、構造の違いがあります。
まずは、2ストロークエンジンについて。
2ストロークエンジン
燃焼が2行程だから2ストローク…
いや、構造よりも乗り味!
というわけで、実際は以下の感じです。
・ペーン!という独特の音がクセになる
・白煙がすごい(オイルも燃やすため)クセになる
・ある程度、回転数を上げると急に加速するためクセになる
・排気量の2倍の力がある(単純計算)ため、パワー感がクセになる
→その割に細いタイヤを履いているイメージ
クセしかないやん。
実際、クセがすごいです…
↑数ヶ月だけ叔父から借りて乗った、YAMAHAのR1-Z。美しい車体と加速のギャップがえげつなかった。
独特の加速感と希少性から、価格が高騰している2ストロークエンジン搭載車。
過去には、レーサーレプリカブームで爆発的に売れていた頃もありましたが、今は排ガス規制もあり、海外の一部の国でしか販売されていません。
そのため、どうしてもデメリットが増えちゃいます。
・新車で手に入らない(並行輸入車を除く)
・最も新しい年式の中古車でも約20年前
・多くが250cc以下なので個体差が激しい(車検がないため)
・修理費が高騰
・メンテナンスは必須
と言った感じに。
そのため、信頼できるショップを探すなど、メンテナンスができる環境が必要です。
ただ、あの音と加速感を一度味わうと、2ストの沼から抜け出せられなくなるかもしれません。
ちなみに、ツーリングで前を走られると後続車から嫌がられるので、いつもしんがりを任されるとかなんとか。(白煙がすごいため)
4ストロークエンジン
燃焼が4行程なのでこの名前がつきます。
ただ、このエンジンは今の主流になるので解説は省きます。(せっかく見出しつけたのに!)
続いて、エンジンの冷やし方の違いについて。
冷やし方の違い
大事なのはこれです。
今のエンジンの冷やし方の主流は液冷ですが、様々な冷やし方があり、それによって乗り味も変わります。
ここで自分のイメージと違うバイクを選んでしまうと、すぐに飽きてしまうかもしれません。
そのため、詳しく解説します。
まず、エンジンは熱を持ちます。熱を持つとパワーが出ません。なので冷やさないといけません。
さて、冷やし方は大きく3種類に分けられます。
①液冷
②空冷
③油冷
以上について解説します。
液冷
今の主流の冷却方式になります。車のエンジンもこれです。
ラジエーターコアという部品があり、空気で冷ました液体をエンジンの各所に通す事で冷やします。
↑エンジンの前に付いている、横長の網状の部品がラジエーターコア
乗り味は以下の通り
・滑らかな加速感
・高回転まで回るのでスポーティな走り
・ブォーンという感じ(雑)
言葉で説明すると難しいですね…
大事なのは、
スポーツ走行向けのエンジンということ!
速く走りたい!という方にオススメです。
クセがないため、1台目のバイクにはもってこいだと思います。
多分、当分は飽きません。
空冷
その名の通り、空気をエンジンに当てて冷やします。
そのため、空気の通り道のフィンがエンジンにたくさん掘られており、これがかっこいい…
↑エンジンの前にラジエーターコアみたいな部品が付いているが、これはオイルを冷やすオイルクーラー
液冷と比べてバラバラという音で、モッサリと回転が上がります。
また、最高回転数が低めでクラシカルな印象があるエンジンです。
昨今の排ガス規制で現行車は減少傾向にありますが、現在開催中のジャパンモビリティショーでカワサキが250ccの空冷を復活させたりと、見逃せない分野になります。
気をつけたいのは、
あまりスポーティなエンジンではないこと。
(もちろんこれによりません。)
なので、速く走りたい!という方は、液冷か油冷のエンジン搭載車がおすすめです。
また、夏場はオーバーヒートの心配もあります。
ゆっくりトコトコと走りたい方にオススメです。
油冷
バイク界隈では、変態だのスズ菌だの言われているスズキが好んで採用している冷却方式です。(BMWも例あり)
エンジンオイルを用いてエンジンを冷やします。
そのため、液冷と同じように高回転まで吹け上がるスポーティなエンジンでありながら、ラジエーターを搭載しないことによる軽量化を実現しています。
問題なのは開発コストがかかる事らしいです。
逆にユーザー側からしたらメリットばかり!
マイナーですが、案外狙い目なエンジンかもしれません。
さて、冷やし方のお話でしたが、お次は気筒数について解説していきます。
気筒数の違い
気筒数とは、シリンダーの数のこと。
は?
ですよね。
でもこれも大事なんです。
簡単に説明すると、乗り味がまるで違います。
1番分かりやすい変化だと思います。
単気筒、2気筒、3気筒、4気筒が主流ですが、中には6気筒もあります。
今回は単気筒から4気筒について解説していきます!
単気筒
その名の通り、エンジンのシリンダーが1個しかありません。
つまり、1つの棒が上下にドコドコ動いています。
その特徴は…
・ドコドコドコドコ┌(┌ ^o^)┐
・ひたすらドコドコ、トコトコ言ってる
・振動がすごい
・液冷のスポーティモデルもある
・クラシカルなバイクに多い
という感じです。
のんびりゆっくり走りたい方にオススメです!
ちなみに、単気筒は空冷が多いです。
スクーターとか、ホンダのスーパーカブとか!
自分が以前所有していた、スズキのグラストラッカーも空冷単気筒でした。
ただ、液冷単気筒で軽量化してスポーツ走行向け!というバイクもあります。
2気筒
こちらが、今の時代最も多いのでないかと思います。
単気筒に比べて振動が抑えられており、スポーティな走りが可能です。
↑YAMAHAの2気筒スポーツバイク(YZF-R25は車検がない)
また、同じ間隔で爆発させることで、単気筒と同じようなドコドコ感を出してクラシカルな乗り味にしているバイクもあります。
↑カワサキを代表するクラシカルバイク、Wシリーズ
まさに、スポーティからクラシカルまで、オールマイティなエンジンといえます。
3気筒
マイナーですが、1番バランスが良いとも言われる3気筒。
気筒数が増えるほど滑らかな音と振動になりますが、低速トルクが少なくなり、街乗りが不便になりがちです。
3気筒はパワーの出方が均一で、どこからでも欲しい時に欲しいだけパワーが出てくる、という印象だと思います。
ただ、大型バイクがほとんどなんですよね…
↑変形しそうな見た目のYAMAHA MT-09
もっと400cc以下にも普及してほしいなと思うエンジンです。
4気筒
さて、日本のメーカーといえば4気筒!
多くの方がお世話になった教習車、ホンダのCB400SFも4気筒です。
特徴はとにかく滑らかで乗りやすいこと。
ただし、発進時はエンストしやすいかもしれません。(250ccは顕著)
1台目のバイクにうってつけなのですが、お値段がかなりするのがキズです…
しかも、王者CB400SFは販売終了してしまったため、今後の価格は高騰するばかりかと思います。
ただし、中古車なら予算内に収められるかもしれません。4気筒の滑らかさもクセになります。
↑かつてのYAMAHAの名車。XJR400
オススメのバイク!
はあ、はあ…書き疲れた…_| ̄|○(おえ)
ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
さて、今までの解説から、
①速く走りたい方向け
②のんびり味わいたい方向け
この2つに絞って何台かオススメバイクを紹介します!(中免向け)
気になったら、ぜひググってみてください!
速く走りたい方向けのバイク
・現行
ホンダ CBR250RR、CB400SF、CBR400R
スズキ GSX-250R、ジクサーシリーズ
カワサキ Ninja250/400、Ninja ZX-25R/4R
・中古車
ホンダ ホーネット250、GB250クラブマン、NSR250(2スト)
ヤマハ XJR400、TZR250(2スト)
スズキ Bandit250/400、Goose350、イナズマ400(油冷)
カワサキ バリオス、ゼファーシリーズ、Ninja-RR150(2スト)
のんびり走りたいバイク
・現行
ホンダ GB350、レブル250
ヤマハ SR400(生産終了)
スズキ Vストローム
・中古車
ホンダ Vツインマグナ、CB400SS、シャドウ
ヤマハ ドラッグスター250/400
スズキ ST250、グラストラッカー、イントルーダー
…こんな所でしょうか?
上げるとキリがありません。はぁはぁ…
やはり、ゆっくり走りたいバイクといえば、アメリカンタイプが増えますね。
王道な空冷エンジンが良いなら、ヤマハのドラッグスターでしょう!
まとめ
というわけで、まとめです。
①液冷/油冷エンジンで多気筒は速く走れる。スポーティバイクが多い!
②空冷エンジンはロマン向け!もちろんスポーツバイクもあるが、のんびりと走りたい方向け。
さて、いかがだったでしょうか?
ただし、見た目でビビッときたら買いです。
そのバイクを買いましょう。笑
自分も選んだきっかけは見た目です。
常に見るものですから、好きな形じゃないとすぐに飽きると思います。
ただ、乗っていて飽きることもあると思うので、今回の記事をぜひバイク選びの参考にしてみてください!
最後に
かるーく書くつもりが、こんな長編になってしまいました…
目が疲れた〜
ム◯カの気持ちが分かる気がする(バ◯ス!)
安心してください、脇汗もすごいです。(誰が安心するか)
でも、もしこの記事を読んでくれた方が、自身のバイク選びの参考になってくれたら幸せなので良しとします!
ちなみに、他にも並列、V型、L型、水平対向やらなんやらありましてですね…
この辺りはまたの機会に!
ホットアイマスクしようかなぁ〜