アポクリン党

主人公「you」が語る、クルマとバイクについてのあれこれや、自身が経験中の精神疾患について。

【バイク選び】中免で乗れる変わり種バイク

皆さんこんにちは!アポクリン党のyouです☀️

 

一気に冷えてきましたね〜

北海道では雪予報みたいです。

いよいよ秋が深まって冬が近づいてきましたね。

 

さて、そんな寒い季節になるとバイクはオフシーズンになり、逆に買いたい方からしじっくり検討できる季節になってきたのではないでしょうか?

 

というわけで、今日は久しぶりにバイクの話題です!

 

題して、中免で乗れるちょっとクセのあるバイク

 

新車はみんな同じようなバイクばかりでつまらない…

そんな方に向けて紹介したいと思います!

 

 

では、ゆっくりしていってね

 

目次

 

 

①ホンダ VTR250

ホンダ(HONDA) VTR250 | VTRの型式・諸元表・詳しいスペック-バイクのことならバイクブロス

伝統と熟成

 

その前にちょっと余談…

最近のバイクはエンジンがほぼ並列2気筒(パラツイン)です。

理由は、コスト削減と排ガス規制に対応するためだと言われています。

 

でも、前の記事でも紹介したようにせっかく自由度が高いバイクだからこそ、色んなエンジンやメーカーの思いが強くこもったバイクに乗ってみたいと思いませんか?

※前回のバイクに関する記事はこちら↓

apocrinegland.hatenablog.com

apocrinegland.hatenablog.com

 

…自分だけ?

あ、あ、(脇汗)

すみません、カオナシが出てきました。

 

 

というわけで、まず1台目はVTR250です!

 

初代VT250から脈々と受け継がれてきたV型2気筒エンジンを搭載し、トラスフレームによって見た目も美しく仕上がったバイクです。

 

実際に跨ってみましたが、非常にスリムで足つきが良く、ヒラヒラと軽快に走れそうな感じがしました。

V型エンジンは重心が手前に来る代わりに横幅を取らないので、カーブでパタンと倒しやすいのが特徴です。

 

惜しくも2017年に生産終了しましたが、高年式車でかつ中古も安いので、初心者の方にもオススメかと思います。

 

 

ヤマハ SR400

ザ、オールドクラシック

 

まだ、時代がレーサーレプリカブームに突入する前の1978年に発売されてから2021年に終了するまでの間、一度もコンセプトを変えることがなかった名車です。

 

もちろん排ガス規制に対応するため、2010年からはインジェクション(電子制御式燃料噴射装置)に切り替えるなど対策はされていますが、見た目やエンジンはほとんど変わりませんでした。

 

オールドルックを売りにしたのに、自分が長い歴史を歩み、初期型は本物のクラシックバイクになってしまった…

 

さて、このバイクの特徴ですが、

何といってもセルスターターがないこと。

エンジンをかけるにはキックレバーを蹴るしかありません。

 

レトロ〜(IKKO)

 

2ストのバイクにもキックしかないのはありますが、SR400は4ストのロングストローク単気筒…となると、

 

キックが重い!

 

ということで、キックの力を軽くするための必殺技、デコンプレバーというものが付いています。

 

とはいえ、キャブ車(キャブレター:空燃混合装置)の冬のエンジン始動は過酷だろうな…

海外の動画ですが、その人はエンジンがかからずに結局バイクをしまってしまいました。笑

 

慣れればいけます!きっと!

あえて、懐古を楽しむのも良いかも?

 

 

③スズキ Goose350/250

単気筒の面白さを見せつけろ!

 

油冷単気筒エンジンを搭載し、レーサーレプリカ並みかそれ以上のタイトな前傾姿勢で、単気筒の面白さを追求したバイクと言われています。

 

実は最初に買うバイクとして、とても悩んだバイクでした。

レッドバロンでもたまに出てきますが、かなりマイナーなのか、今まで1台しか見たことがありません。

 

1999年まで販売されていたので、ちゃんと整備されていれば安心して乗ることができると思います。

 

ちなみに、単気筒といえば軽いのがメリットですが、どうしてもストロークが長くなるので高回転にしづらいそうです。もちろん例外もあります。(最近、ドゥカティがすごいバイクを出してきましたね…)

 

なので、ましてや排気量が小さい単気筒バイクじゃあ、たかが知れてるだろと思っていましたが、どうやらこのバイクは違うみたいです。

 

かなりスポーティに走れるとのこと。

 

それもそのはず、打倒レーサーレプリカを謳って登場したバイクですからね…

早く楽しく走れなければ、当時のユーザーに受けるわけがありません。

 

バイクの世界は奥が深いんです。

エンジンひとつとっても単気筒だから回らないとか、4気筒だから滑らかとか、そういう固定概念が通用しないこともあります。

 

まさに、千差万別の世界なり

 

見かけたら買っちゃうかも?

これは、今だからこそ乗ってみたいバイクです。

 

 

カワサキ BALIUS/II

響け!F1サウンド

 

2000年台前半までは、クォーターマルチ(250cc4気筒)のバイクもよく売れていたそうです。

排ガス規制に対応出来ていれば、今も継続して売り続けていたでしょう。

 

自分が所有しているホンダホーネット250もいい音がしますが、レーサーレプリカZXR250譲りの超高回転エンジンを搭載したBALIUSは凄まじい音がするそうな。

 

それもそのはず、なんとレブリミットは19,000rpm!

 

YouTubeで検索すると、めちゃくちゃ良い音が聞けますよ。

 

耳が幸せ…

 

でも、空襲警報みたいだというコメントを見てからは、それにしか聞こえなくなりました。(褒め言葉)

 

ちなみに、IIではサスペンションがツインショックに変更されています。

 

この頃、各社が出していたクォーターマルチのエンジンは、ほとんどがレーサーレプリカからのキャリーオーバーなのでとてもレーシーな作りをしています。

 

しかも、ネイキッド型は今の時代でも遜色ないくらい見た目がカッコいいですし、街乗り重視にリセッティングしてあるので乗りやすいのが特徴です。

 

また、15年ほど前まで販売されていた車種もあるので割と中古も多くて割安だったりします。

ただ車検がないのでちゃんとしたショップで購入する事をおすすめします。

 

ほとんどはキャブレターなので、下手な壊れ方はしませんし、頑張って自分で直してみるのも良いでしょう。(ブレーキ周りはショップに任せたほうがいいです。万が一のことがあると怖いですしね…)

 

なので、初めてのバイクにはもってこいだと思います。

 

でも、最初は怖くて全開まで回せなかったなぁ…

懐かしい思い出です。

 

ちなみに、近年カワサキがZX-25Rというクォーターマルチを復活させましたが、今回はあえてこちらのバイクを紹介しました。ZX-25Rはお値段が高すぎるからです。笑

 

 

⑤スズキ バンディット250/400

10,000回転のカシャッ

 

こちらも4気筒エンジンになりますが、油圧でカムシャフトが切り替わる可変バルブ(VC)エンジンを搭載。

 

ホンダのVTECはバルブが2→4へ切り替わることで、独特の「ンバー」という音がして人気がありますが、バンディットのVCエンジンはカムシャフトがスライドします。(は?)

 

なんと、低中速用のローカムと高速用のハイカムを油圧によってり切り替えています。

 

そのカムシャフトがスライドするタイミングが、おおよそ10,000回転付近で、その時カシャッという音がするそうな。

 

なので、10,000回転付近を行ったり来たりするとカシャカシャやかましいことになります。

 

カシャカシャカシャカシャ…(うっとり)

 

ちなみに、ホンダのVTECでさえ400ccのエンジンだったのに、スズキのVCは250ccでもやっているんですよね…すごすぎる。

 

もっと流行れ…

VCよ、もっとこいよ…

 

おっと危ない。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

 

今回紹介したバイクはいずれも生産終了していますが、中古市場はまだまだ充実しています。

 

メンテナンス面の心配はありますが、250cc以上だと車検があるので、フォークのオイル漏れやブレーキ周りといった安全面は安心です。

 

また、信頼できるショップを探すのも大事ですが、良い個体に出会えれば最高の相棒になる事間違い無いでしょう。

 

 

最後に

やっぱりバイクの記事書いてるといいですね。

 

心が安らぎます(手遅れ)

 

というわけで、また色々紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!