皆さんこんにちは!アポクリン党のyouです☀
友人がランドクルーザー80に乗っているのですが、彼に感化されて今まで全く興味のなかったクロカン(クロスカントリー)SUVにハマっている今日この頃です。
普通の乗用車と同じように、モノコックボディに前後独立懸架の構造のSUVでも悪路は走ることはできますが、急坂や沼地等といった過酷な環境下は走破するのは難しいでしょう。
道を選ばずにどんな所でも走破できてしまうのがクロカンSUVの魅力です。
今回は表題にもある通り、乗用車ライクなSUVではなく、ガチのクロカンで活躍するSUVについて5台選んでみました!
というわけで、今回もゆっくりしていってね!
目次
①トヨタ ランドクルーザー80
さて、1台目は私の友人も乗っている、ランドクルーザーファミリーのステーションワゴン路線を担うモデルのランドクルーザー80です。
伝統の強靭なラダーフレームと、前後リジッドアクスルサスペンションは先代のランドクルーザー60と変わりません。この、ラダーフレームと前後リジッドアクスルサスペンションが肝です。
今でもこの2つの構造を採用している、ランドクルーザー80とランドクルーザー70は、ランドクルーザーファミリーの中でも根強い人気を誇っています。
さらに、サスペンションスプリングがコイルスプリングとなったため、オンロードでの快適性と操縦安定性が大きく向上し、オフロードにおいても従来型を超える高い走破性を持つことになりました。
中古車価格は、ディーゼル車で20万キロ越えでも約300万円と高値で推移しており、今でも熱狂的な人気を誇っているのが分かります。
また、30年選手になるので、維持費はそれなりにかかってきます。
1ナンバー登録にすれば税金は安くなりますが、大きな出費も覚悟したうえで長く付き合っていきたいと思えるなら購入してもアリかなと思います。
②トヨタ ランドクルーザー70
ランドクルーザーファミリーの中でも、ヘビーデューティー路線を担うモデルが、ランドクルーザー70です。
1984年に発売し、2007年の再販モデル、2023年の再再販モデルといった3世代のモデルが存在します。
「道が人を鍛える」「壊れるまで走り込む」といった開発思想で進化を続け、世界中の悪路や砂漠といった過酷な環境下で活躍を続けている息の長いモデルです。
悪路走破性は折り紙付きで、ランドクルーザー70が走破できない道は他のどんな車であっても走破できないと言われるほど高い信頼性があります。
ランドクルーザー70を買っておけば、どんな道も怖いもの知らずでしょう…
現在も販売されているので、新車で購入できるのがポイントです。しかし、他のランドクルーザーファミリーと違ってガチガチのクロカンSUVなので、内装はとても質素な作りです。
内装に少しでも高級感があれば文句なしなのですが…
ただし、下手に高級感があるとかえって悪路は走りたくなくなりますよね。
ドロドロの服で乗り込みたくないですし…
ここは考え方次第かと思います。
③トヨタ ランドクルーザープラド150
お次は2024年まで販売されていた150系ランドクルーザープラドです。
ランドクルーザーファミリーのライトデューティー路線を担うモデルとして、先述したランドクルーザー70の派生モデルとして販売されたのが始まりで、今回紹介するのは4代目に当たる150系ランドクルーザープラドです。
伝統のラダーフレームに、サスペンションは前が独立懸架で後ろがリジットアクスルという構造です。
また、ステーションワゴン路線のランドクルーザー200よりも一回り小さいサイズ感で、日本の道に合っているなといった印象があります。(それでもかなり大きいですが…)
2013年と2017年にそれぞれマイナーチェンジが施され、後期モデルは中古車価格が500万円前後とかなりの高値で推移しています。
ちなみに、2015年からディーゼルエンジンを搭載したモデルが発売されており、おススメはこの中期のディーゼルエンジン搭載車です。
予算が300万円あれば手が届く価格帯で推移しています。
↑2013年のマイナーチェンジで発表された中期モデル
④日産 サファリ
4台目は日産が1980年から2007年まで販売していたサファリです。現在は海外でパトロールという名前で販売が続いています。
サファリは生産車のほとんどが輸出向けとなっており、道路整備の遅れている地域や、国連、軍隊などでの使用が想定されているため、頑丈なはしご型フレームと、前後リジットアクスルサスペンションを採用しています。
おすすめは3代目のY61型です。なるべく高年式のモデルの方が大きな故障が少なく、長く維持できるというのが理由です。
これは、ランドクルーザー80でもお伝えしましたが、最終モデルでも20年ほど経っているので程度の良い個体を探すのが大変です。
根気強く探していく必要があります。
⑤スズキ ジムニー
最後に紹介するのは、言わずと知れた人気車、ジムニーです。
魅力的なのは、ラダーフレームと前後リジットアクスルサスペンションを採用し、なおかつ値段が安いという点です。
軽自動車というメリットは大きく、特に維持費はランドクルーザー等に比べモノにならないくらい安く、存分にいじくりまわすことができるでしょう。
デメリットは3ドアという点と、ギア比が乗用向けにセッティングされていて悪路向けではないという点です。
しかし、ジムニーノマドが手に入れば5ドアになりますし、ギア比に関しても多くのパーツが出回っているので何とでもなります。
↑2025年1月30日に発表された5ドア版ジムニーの「ジムニーノマド」
セカンドカーにジムニーを買って、悪路を楽しむのもいいでしょう。
番外編 マツダ プロシードマービー
実は私自身めちゃくちゃ欲しいクロカンがありまして…
マツダのプロシードマービーって言うんですが。
「え、なにその車?」
「見た目がアメ車」
「走っているところを見たことない」
ありがとうございます。その言葉を待っていました。
ラダーフレームは言わずもがな、サスペンションは前が独立懸架で後ろがリーフ式リジットアクスルというわけで、悪路もお手のもの。
しかも3列シート車でファミリーユースにも応えてくれます。
中古車価格はディーゼル車でも150万円前後で推移しており、年式は古めですが、購入時の出費を安く抑えることができるので、ランドクルーザーを購入して維持していくよりも安く済みます。
デメリットは部品がないことくらいでしょうか。
なんでこの車が欲しいのか自分でも分かりませんが、なぜか心惹かれるものがあります。
_人人人人人人人_
> 変態の極み <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
まとめ
ラダーフレームと前後リジットアクスルサスペンションを採用し、今も新車販売している車種は、ランドクルーザー70とジムニーくらいなものなので、ガチガチなクロカンをやってみたいという方は、維持費については覚悟しないといけません。
しかし、ランドクルーザー界隈はとても幅広く、多くの方が様々なランドクルーザーに乗ってクロカンを楽しんでいるので、仲間内で色々な情報交換ができるでしょう。
まずは車選びが重要ですが、気に入った個体を手に入れることができれば、あとはおのずと仲間が増えていくことと思います。
今回の記事を読んで、クロカンSUVが気になった方は、ぜひこちらのサイトから調べてみてはいかがでしょうか?
というわけで、今回はこの辺で。
バイバイ!