皆さんこんにちは!アポクリン党のyouです☀️
今回は以前投稿した記事の最後にチラッと紹介した、賃貸マンションのプロパンガスについて語りたいと思います。
前回の記事はこちら↓
「賃貸マンションでプロパンガスはやめとけ!」
皆さん、言われたことはありませんか?
自分も友人によく言われましたが、実際にプロパンガスを契約する時になってカラクリが分かりました。
都市ガスとの比較や、おすすめの賃貸マンションについても触れているので、ぜひ参考にしてみてください!
というわけで、今回もゆっくりしていってね!
目次
プロパンガスについて
LPガス(液化石油ガス)にはプロパンガスとブタンガスがあり、家庭用や業務用としてはプロパンガスが主に使われます。
プロパンガスの特長として、災害に強いという点が挙げられます。
都市ガスの場合、パイプラインが破断するとガスが止まります。そのため、地震等の大規模災害時にはプロパンガスは安心感があると言えます。
ちなみに、ブタンガスは携帯しやすいので、カセットガスやライター等に使われます。
プロパンガスはガス料金が高め
では、「賃貸マンションでプロパンガスはやめとけ!」と言われる理由について紹介していきます。
まず、プロパンガスは業者側が自由に価格設定できます。
また、都市ガスと違いプロパンガスを運ぶための運送費や人件費がかかります。
そのため、都市ガスと比べるとほとんどの業者はガス料金が高いのではないでしょうか。
ここがひとつ目の理由です。
プロパンガスは業者を選べないことが多い
プロパンガスの場合、その建物全体のガスをひとつの業者が管理している事が多いため、入居者は契約業者を選べないことが多いです。
都市ガスの場合は、電力会社と同じように自由に契約業者を選べます。
こうなると、たとえガス料金が高くてもどうしようもありません。
これがふたつ目の理由です。
以上、2点の理由を挙げてきましたが、そもそもなぜこのような事態が発生してしまうのでしょうか?
実は、これにはとある事情があるようです…。
賃貸人(大家さん)との関係について
それは、プロパンガス会社と賃貸人との蜜月関係です…。
実は、プロパンガス会社が賃貸人に対して、建物の設備の優遇措置をしている事があるそうです。
例えば、給湯器やインターフォンが古くなってきたとしましょう。
新しくすれば、内見に来た方が設備が新しいとのことで好印象を持ち、契約してくれるかもしれません。
しかし、賃貸人が実費で交換するとなると大変な金額になります。
このような場合に、ガス会社から賃貸人に対して、「無償で交換してあげましょう!」と言われたらどうでしょうか?
賃貸人からしたら、とてもありがたいですよね。
家賃を上げることなく入居者に満足してもらえます。
当然、ガス業者側は慈善行為でそのようなことを行っていません。
対価として、賃貸人に対して「入居者のガス契約はうちの会社にしてください」という交換条件を持ち掛けます。
さらに、利益を発生させなければなりません。そのためには、最低でも設備投資費は回収しないといけませんよね?
さて、どうするか。
もう、お分かりですよね?
ガス料金を上げて設備投資費を回収すれば良いのです。
つまり、賃貸人とプロパンガス業者のこのような関係があるがゆえに、プロパンガス料金は高めに設定され、入居者はプロパンガス業者を自由に選べないのです。
賃貸マンションを選ぶ時のポイント
さて、ここからは今までの内容を踏まえて、賃貸マンションを選ぶコツについて紹介したいと思います。
賃貸マンションを選ぶ際、何を基準に考えるかは人それぞれだと思いますが、構造だけで考えれば鉄筋コンクリート(RC)造が防音性や安全性においてピカイチでしょう。
しかし、2階建てのような小さなマンションで鉄筋コンクリート造は稀です。鉄筋コンクリート造は作りが堅牢な分、部屋数を増やして家賃収入を増やさないと元(建造費)が取れません。そのため、多くの鉄筋コンクリート造のマンションは大きな建物になります。
大きな建物になれば都市ガスになることが多いですが、家賃との兼ね合いから頻繁にリフォームができず、設備は古めになる事が多いです。
これは物件によりけりですが、鉄筋コンクリート造で設備が新しい物件かつ家賃が希望内であれば即決でいいと思います!
逆に、2階建てのような小さなマンションの場合、多くが木造や軽量鉄骨造と考えて良いでしょう。
木造は以前住んでいたこともあるので嫌な思い出になりますが、防音性がほとんどありません。大声で話すようなら会話の内容まで丸聞こえです。なので、おすすめしません。
軽量鉄骨造はコストがかからない反面、防音性や安全性に劣ると言われています。もちろん木造に比べると性能は良いですが、熱に弱いので火災が起きた時は倒壊の恐れもあります。
また、あくまで個人的に調べた結果ですが、軽量鉄骨造の小さなマンションはほぼプロパンガスでした。
とはいえ、家賃を抑えられますし、先述した通りプロパンガスの物件であれば良い設備が入っている可能性もあります。
鉄筋コンクリート造、鉄骨造、それぞれにメリットとデメリットがあるので、新生活のライフプランと照らし合わせながら考えてみることをおすすめします!
自分は時すでに遅しでしたが…
しかし、改めて物件を検索してみると、妻の実家近くの鉄筋コンクリート造のマンションは家賃が高くて設備が古いので、やはり契約した軽量鉄骨造のマンションが1番合っているなと感じました。ちなみに、エアコン、洗面台、インターフォンが新品になっていました。
結局、設備の新しさや物件のきれいさが決め手になったので、業者側の思うつぼだったかもしれません。
こればっかりは分かりませんが…
あとは、月々のガス料金が果たしていくらになるのか!
ここだけですね。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか?
だいぶ突っ込んだ記事になりましたが、自分が今回調べてみて判明した内容になります。
なぜ、プロパンガスはやめとけと言われるのか。
なぜ、プロパンガスはガス料金は高いのか。
今回の記事で納得がいくのではないでしょうか?
しかし、プロパンガスが入っている物件は、家賃が安いうえに設備が良い可能性があるというように、必ずしもデメリットばかりでないということも知っていただけたかと思います。
ただし、あくまでも参考程度に!
というわけで、今日はこの辺で。
バイバイ!